《 元気になったパンダちゃん 》
去年の初夏、
突然ごまむらの前に現れた
衰弱していた野良猫の1匹
パンダちゃんと名付け懸命に介護してあげましたが
ある日突然顔を出さなくなり
突然ごまむらの前に現れた
衰弱していた野良猫の1匹
パンダちゃんと名付け懸命に介護してあげましたが
ある日突然顔を出さなくなり
「やっぱりダメだったのか」と思った矢先、
4匹の子猫ちゃん達を連れて現れました。
《 パンダちゃんファミリー 》
子供達を食べさせたい動物の母性愛に感動し
4兄妹皆愛情溢れるご家庭に招かれ、
「街の厄介者からかけがいのない贈り物へ」
幸せにさせようと思い
地域猫として管理しながら里親様探しに励んだ末
それぞれの縁と巡りあい幸せになっていく中
一番小柄で甘えん坊のストッキングちゃんだけが
まだ子猫にも関わらず予期せぬ妊娠が発覚、
里親様への引渡しができなくなっていました。
《 ストッキング(スタちゃん) 》
妊娠が分かった時点で避妊手術を行い
再募集をかけるには妊娠が進んでいましたので
引き続き管理しながらその子供まで面倒をみ
里親様を探してあげる方で意志が固まり
出産の日々を待つ中、
5月5日の夜、満席の奥から長時間に渡り
6匹の子猫を産み
1匹も残さず元気に育ててくれた
子猫ちゃんながらママ猫のストッキング(スタちゃん)。
《 ストッキングの子どもたち 》
8月になると初対面から1年となりますが
ごまむらによく顔を出し
看板猫のように沢山の方々に
可愛がられることになったのは、
2015年の寒かった年末年始、
子猫ちゃんには生死の山場と呼ばれる
初冬を共に経てからでした。
街中の猫ちゃん達に
風邪と結膜炎が流行り
免疫力の弱い子猫ちゃんのストッキングも
酷い風邪と結膜炎で目が潰れてしまったので
サプリメントや栄養食で治してあげたら
どこかの餌場で移ってきて
治してあげたらまたどこかで
移ってきての繰り返しで、
年末年始の間ほぼ店で寝泊まりをしながら
隔離治療の集中ケアーを行い
目もパッチリで綺麗に治り
鼻水など風邪の症状も治ってきたのですが
それ以降ごまむらに住み着いてしまい
半同棲の状態となりました。
《 ごまむらで寛いでいるスタちゃん 》
~匂いの付いた爪とぎなどは
感謝の気持ちとして里親様にプレゼント~
先に里子になって暖かいご家庭に迎えられた
兄妹の子達のように
より多くの方々に露出させ、プレゼンテーションし
確実に幸せになれるいい里親候補者様との
出会いを図って行く中
ストッキング(スタちゃん)とは
頻繁に顔を合わせるようになり
店内に子供を産んでからは
毎日一緒に生活しながら
6匹の子猫ちゃんの世話をし
里親探しに励んできた濃くて
大変な2ヶ月間でしたが
暑い中献身的に身を張って
手伝っていただいたボランティアの方や
オンラインとオフラインで
惜しまずご支援いただいた方々の
お陰でごまむらで引き取ることになりました
アリスちゃんと母親のストッキング(スタちゃん)を除き
全ての子猫ちゃん達が
暖かいご家庭に新しい息子や娘として
迎えられることができました。
《 暗い店内から出て日光浴 》
子供との別れの悲しみに耐えながら
離乳期を迎え
全ての日程を堅実に全うしてきたストッキングは
本日避妊手術をすることになりました。
ストッキングちゃんの兄妹以来ですので
久しぶりの保護ということもあり、
大変な苦境を越え子猫ちゃんたちを
1匹残らず頑張って育ち、
失われ、悲しみ、落ち着いてきた今日の今日ですので
《 途中でご飯を食べながら6匹に
ちゃんと授乳していくスタちゃん 》
ちゃんと授乳していくスタちゃん 》
手も足も震え「ごめんね」の連発でしたが
ストッキングも兄妹のように、
子供のように健康で幸せに生きてほしいという
ことだけを願い無事保護作業を終えた瞬間、
鳴きも抵抗もせず静かにじっとしていてくれました。
それがもつと辛くて悲しい病院までの道のりでしたが
獣医師先生の暖かいお迎えとご配慮で
なんとか安心して帰ってこれました。
今まで、ねこ募金箱やねこチャリティー、
各種差し入れ、ボランティア、
そしてごまむらの売上に
ご温情をお添えいただきました
全ての方々に感謝申し上げます。
5月5日以降、猫アレルギーや
動物が苦手な方々などもいらっしゃいまして
単体のご予約のキャンセルや
お客様のお帰り、お断りなどで
非常に苦しいごまむらの初夏でしたが
皆様のご声援一つ一つが
大きな力となりストッキングファミリーは
救われたと思います。
本当にありがとうございました。
ストッキングちゃんが退院を迎え
元気な姿を戻してきたら
改めてご報告させていただきます。
あらゆる形でもご声援
誠にありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。
《 ごまむらに残されたスタちゃんとアリスちゃん 》
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