2016年5月30日月曜日

ごまむら里親募集の基準の設定について


ごまむらは

「ちゃんと面倒みてあげれば末長く、家族の様に愛され

癒やしと励ましや生きがいをもらえるかけがいのない贈り物になる得る

罪のないの子を、街の厄介者扱いされながら

疾患、事故、虐待に露出されての

3~4年の短く悲しい生涯をおくるしかない環境から救ってあげたい」

という気持ちをお持ちの方の

代わりに保護作業をさせていただく

という思いで活動しております。

全ての決まり事はこういう思いに基づいたものです。



ごまむらは長年の間、

野良猫問題に悩まされ

最初の5~6年は野良猫との闘いでしたが

まったく解決の兆しが見えてなく、

専門家の方や経験のある方などのご助言をいただき

「闘いから付き合い」に方針を変え、

その後4~5年は里親縁結びなどを通じ

野良猫を「街の厄介者からかけがいのない贈り物へ」

変えていく、人道的な形で野良猫を減らしていく活動を

支援して参りました。


その過程の中からの試行錯誤や

地域猫保護活動の方々のご助言をいただき

里親募集にいくつかのルールを設けることに致しました。

自分を含めて色々な方が地域猫保護団体は「条件が厳しい」という

ご意見があるのは感じていますが、

そういう団体や機関も最初から厳しかったわけではなく

引き渡し後起こった色々な問題を防ぐための措置をとってきたのが

昨今のような厳しい条件の背景にあると思いますし

結局こういう措置が迎え入れる側も迎えてもらえるねこちゃんも

保護してくれる長いスタンスで見ててもいい結果に繋がるんだと

理解しています。


しかし、あまり厳しすぎると貰い手が少なく

受け皿がなくなるというご意見もあり、

自分自身やごまむらがお引渡しした里親様も

未熟で不備なところはありましたが

ねこちゃんと共に成長し

今はお互い癒しや幸せを分かち合う

いい伴侶になっているので

「人を信じよう」という強い信念と期待を持って

なるべくご負担とならない程度の基準で

お引渡ししていきたいと思います。


最後に一般的里親募集の基準となるサイトの

リンクを貼らせていただきますので

ご覧いただけたら

いい受け入れの準備のテキストになると思います。


ペットのおうち
http://www.pet-home.jp/cats/

NPO法人東京キャットガーディアン
http://tokyocatguardian.org/cats/index.php

ネコジルシ
http://www.neko-jirushi.com/foster/





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店内に猫がいますので、予めご了承ください。

ごまむら地域猫里親募集の基準





2016年5月12日木曜日

店内に猫がいますので、予めご了承ください。



4年前のある日、

仕込みを終え帰宅する帰り道で

車にひかれそうだった子猫ちゃんを保護してから

いわゆる地域猫(野良猫)のことに対して

自然に色々調べて勉強することとなり、

ごまむらは意志のある方達と共に

船橋の仲通り商店街を中心に

積極的ではございませんでしたが

プレッシャーにならない程度で

できる限りの範囲で

地域猫(野良猫)保護活動を支援して参りました。
















その子猫(メスの黒猫)を保護して

面倒をみるようになる前までには

自分自身も動物は好きではありましたが

毎日のように店の周りに

オシッコやマーキングをする

野良猫の存在は只の厄介者でしたので

彼女との出会いは大きな変化をもたらしてくれました。


















2015年の夏、

店の前で遭遇した衰弱したトラ猫の

パンダちゃん(レッサーパンダのようでした)という

猫の面倒をみ、栄養食とサプリメントなどで

元気にさせたましたが、

ある日突然見えなくなりやっぱりあの子は

もうダメだったのかと思った矢先

4匹の子猫を連れてきました。

それぞれ

ウルヴァリン(ウルヴァリンのような立派なヒゲと胸元の様子から)

ドルバリン(控え目のウルヴァリンという意味のハングル造語)

イプニ(可愛い子ちゃんという意味のハングル)

ストッキング(白いストッキングを履いているようで)ちゃん

と名付けその内ストッキングを除いた3兄妹は里親さんに迎えられ、

末っ子のストッキングちゃんは

里親さんお待ち状態で2015の年末年始を迎える最中

結膜炎を伴う風邪に引かれてしまい
(猫の風邪は人には移らないといわれています。)

感染経路との隔離が必要となり、

ごまむらの店内で寝泊まりしながら

他の地域猫達と餌や接触を避けケアしてたら

結膜炎も風邪も完治されたところ、

ごまむらに頻繁に出入りするようになって

場合には居座ることもあり

常連様の間にはいつの間にか看板猫のように

可愛がれることになりました。




ストッキングは顔が小さくカワイイ鳴き声で

兄妹の中では大人しい子でしたので

色々な方に触れ合える中で

ウルヴァリンとイプニのように

「この子をお譲りください」という里親さんと

一日も早く巡り会えたらいいな。と願うばっかりでした。



野良の子猫には大事な節目とも言われる

生まれて間もない初冬。

紆余曲折を経て何とか迎えた2016の春のある日

ストッキングちゃんに妊娠の症候が…

このままでは

里親さんが見つかっても

お渡しが難しい状態となり、

全ての募集を取り下げ様子を見守っていた

5月5日の夜。

閉店作業や後片付けに追われていたところ

店の奥から子猫ちゃんの僅かな鳴き声が。


商店街の周辺には

ごまむら以外でも

ストッキングの面倒を見てくださる方々の

お店やご自宅を中心に

居住ポイントがいくつかあり、

特にストッキングの場合には生まれ育った

近所のマンションの裏で出産するだろうと思っていましたので

まさか人が多いごまむらの店内で営業中に

店の隅っこで子供を産むとは予想だにしてませんでした。

突然の出来ことに戸惑いもありましたが、

普段、箱やダンボールが好きでよく遊んでいた

遊具のダンボールは今は産箱となり

その中で団子状態になって

必死に生きようとしている

かわいい6匹の子猫ちゃんを目の前にしては

何とか元気で幸せにさせたいと決心しました。













これからも引き続き地域猫の

TNR(Trap Neuter Return)やTNA(Trap Neuter Adopt)活動を

支援していきますが特に新しく生まれた

6匹の子猫に関しては里親が見つからなくても

ごまむらで面倒をみていきたいと思います。


犬と違って飲食中に猫たちが絡んできたり

呼ぶと近寄ってきたりする

邪魔になるようなことはないとは思いますが

猫アレルギーの方や動物が苦手な方には

ご利用に支障をきたすことで、

この新しい環境の変化は

一部のお客様にご迷惑をかけてしまうこととなりますので

お詫び申し上げます。

今までごまむらをご愛用いただきましたお客様や

これからご利用をお考え中のお客様の中で

「猫はちょっと。。」という方々に対しましては

ご利用に支障を与えてしまい

誠に申し訳ございません。


これからもごまむらは

美容と健康を意識したヘルシー志向の飲食と

心も体も温もりであふれる

和みの空間や癒しの空間作りに

一層励んでまいる所存ですので

何卒、ご理解とご声援の程宜しくお願い申し上げます。


-ごまむら店主 -


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